私が離婚を選んだ理由と結果
Twitterのフォロワーさんで悩んでる方がいるので、私の場合を。呟くには長くなりすぎるのでブログにしました。
離婚した経緯については途中まで書いてるので、カテゴリーの「不倫、離婚」を見てください。
最初の記事はこれです。
悩んだ末に離婚を決めた
私が離婚を決めたのは、そこに書いてある後のこと。
不倫彼女とも話をして、それでもギリギリまではどうするか悩んでました。
どうしたらいいんだろう?
ずっと続けてきた生活、家族、家庭。
離婚するという事はすべてを手放すするという事で。
もちろん、結婚する時には自分が離婚するなんて考えてもいなかったし、今は2人の子供もいる。
どうしたらいいのか、何が正解なのか、子供達の為に最善は何なのか、ずっと考えていました。
不倫が始まってから鬱になり、自律神経がおかしくなり、そんな状況で考えても何も考えられなくて、ただ、ただ悩んでいました。
夫からは再構築を申し出られ、子供達の事を思えばその方がいいのかもと悩みました。
しかし、私が選んだのは「離婚」でした。
再構築を申し出た夫の頭の中
大きな理由は、再構築を選んだ夫の口からは1度も「家族」とか「子供達」という言葉が出てこなかった事です。
再構築を申し出てからの夫もまた悩んでいました。
「俺はどうしたらいいんやろう」
「もし、あの子を選んだら幸せにする覚悟はあるねん」
「俺はどうしたら幸せになれるんやろ」
そんな言葉を聞いていたら
「もう、答え出てんじゃん。」
と、ぽろり。言ってしまいました。
私はずっと子供達が幸せに過ごせるためにはどうしたらいいのか、家族として何が最善なのかを考えてきました。
しかし、自ら再構築を申し出たはずの夫の頭には、家族の存在も子供達の存在もなかったのです。
あるのは自分と彼女だけ。
一緒にいても無駄だと思いました。
結局再構築を、選んだのも自分の為。
世間体、自分が悪者にならないため、そんな外面のために申し出たんだと理解すると、希望なんてなにもありませんでした。
経済DV
もちろん、それだけで離婚した訳ではありません。
過去のブログを読んでもらえばわかるのですが、当時夫はほとんど家にお金を入れてくれず、私達は極限に貧困状態でした。
明日の食べ物もない状態で数日前にお父さんに援助を頼んだばかりでした。
普通の人は離婚後の経済状況を危惧して離婚を踏まとどまるのでしょうが、私の場合はそれがありませんでした。
家族の事を考えられないままの夫と再構築しても、この貧困からは逃れられない。
このままでは、子供達をまともに育てるなんて無理だ。と、そう思いました。
もし、夫が充分に生活できるだけのお金を入れてくれていたなら、もしかしたら私は子供達の為に仮面夫婦を続けていたかも知れません。
一刻の猶予もないくらいに経済的に困窮していたのも、離婚へ背中を押す形になりました。
離婚という文字が頭に浮かんだ時、以前に市役所で離婚しても支援制度とかあるから大丈夫と言われたのを思い出しました。
だから、子供たちに暖かい家と食べ物を与えてあげるためには今のままよりも離婚した方がいいと思ったのです。
私は夫を愛してる?
そして、やはり一番は夫への気持ちかも知れません。
確かに情はありました。
しかしこの気持ちが、愛情なのか、ただの情なのかはずっとわからず悩んでいました。
でも、この時愛情ではない事に気づいてしまったのです。
ちょうどその頃不倫ドラマの「昼顔」がやってました。
不倫がバレて逃避行した場所へ奥さんが「夫を返して」と乗り込んでくる。その場面をぼーっと見ながら悟ってしまったんです。
不倫相手とも会った。知ってる子だった。その子も夫もめちゃくちゃ憎いし許せないけど、こんなふうに返して!なんて言う情熱はどこからも湧いてこない。その程度なんだ。
本当に好きなら再構築したと思います。
でも、そこまでの情熱も、愛情も、元気もありませんでした。
私の中では少しずつ夫に対する気持ちを自分から切り離して来ていたんだと思います。
諦め、恐怖、絶望。
そんな感情が積み重なり、夫への愛情を少しずつ無くして居たんだと気づきました。
付き合っていた頃、あんなに好きだった気持ちも、今思えばただの意地だったのか、元彼への思いを断ち切るための錯覚だったのか。
そんなふうにしか思えなくなっていました。
以上の理由で私は離婚を選びました。
離婚後の苦悩
離婚が決まってからも実際に離婚するまでは2ヶ月以上かかりました。
離婚協議書をまとめて、子供たちへの面会の事や、慰謝料、養育費についてすべて決めてからでないと離婚したくなかったからです。
そんな話し合いをしていてる間も、本当にこれでいいのか?良かったのか?ずっと疑問は続きました。
何度自問自答を繰り返しても答えは出ず。
再構築するという答えも出なかったので、大きな流れに身を任せました。
9月に離婚届を提出。
正式に家族ではなくなりました。
お父さんに助けてもらい、新しい家を借り、母子3人での生活が始まってもしばらくは子供の「パパは?」「前のお家に帰りたい!」の言葉に、辛くなりながらこれでよかったのかと悩みました。
離婚から3年今の気持ち
離婚からあっという間に3年経ちました。
その間も色々あったけど、今は母子3人楽しく暮らしています。
元夫も少しずつお花畑が抜けてきたのか、最近は子供達の事も考えてくれるようになりました。
一番大きいのはお金の面!
子供の貯金まで使い果たし、生命保険の積立から借りて、カードローンまでさせられていたあの頃。
今は子供達の貯金も戻せて、学資保険にも加入できました!
そして、気持ちの面。
元夫の事を全く考えなくなりました。
子供達のパパって言うだけで、他人。
興味もない存在。
あんなに悩んでたのが嘘のように、最初から母子3人だったような感覚です。
まぁ、育児も家事も何もやらずに命令だけしてたので、ある意味最初から母子家庭みたいなものでしたが。。。
彼氏は出来てないけど、というか、作る気がないのですが、それでも、友達と一緒に遊びに行ったり楽しく過ごしています。
疑ったり、帰ってこないことに苦しんだり、彼女との事を想像したり、子供達との約束を破って旅行に行っていたことを知って怒り狂ったり。。。
あの頃の自分には戻りたくないなと、思います。
私の場合は離婚した結果、人生が良くなりました。子供達にとってはどうかわかりませんが、少なくとも長男は落ち着きました。
一時期は手がつけられないくらい不安定で荒れていた長男が落ち着いてくれたこと。
それだけでも、良かったのだと思えます。
離婚した私からのアドバイス
私の場合はこうして離婚しましたが、
旦那さんへの愛情や情熱があるうちはとことん愛し抜いてもいいと思います。
好きなうちは嫌いになるなんて無理です。
苦しいけど小さな幸せを見つけながら、帰ってこれる場所として大きな心で待つ。
それが出来たら、お花畑が枯れてきた頃帰ってくると思います。
ただ、辛いです。
止まるも進むもあなた次第だし、どの選択をしても道は続いています。
間違いなんて、きっと無いんだと思います。
自分が一番幸せになれる道を選びたいのは皆同じで、それがわからないから悩むんですよね。
好きなうちは頑張って!
一緒にいるメリットが無いなら離婚するのもありだと思います。
もっと素敵な人と再婚してるシンママさんも、たくさんいます。
案外離婚したら色々なしがらみから抜けてスッキリしたりもします。
後悔する人もいます。
後悔するくらいならとことん愛し抜いて頑張ってください。
アドバイスって感じじゃないですが、
なんとかなる!
あなたが選んだ道が正解です!
ポチっとしてもらえるとうれしいです。